理学療法士(PT)ってのは、リハビリで体の動きを取り戻すプロだよ!なり方とか国家試験のこと、どんな仕事するのか、働く場所、気になるお給料や将来性、さらに作業療法士との違いまで、まとめてわかりやすく教えちゃうね💡✨
理学療法士(PT)とは?わかりやすく言うとこんな感じ!
理学療法士は、けがや病気で体の機能が落ちちゃった人や、障がいを持つ人にリハビリをする専門職だよ。運動の指導とか、マッサージ、電気刺激や温熱療法を使って回復をサポートするんだ✨
国家資格で「理学療法士及び作業療法士法」に基づいていて、英語の「Physical Therapist」を略して「PT」って呼ばれることも多いの!
PTは医師の指示を受けて、座る・立つ・歩くといった基本の動きを取り戻せるようにサポート。目標は、その人が自立して日常生活を送れるようになること💪
サポート対象は障がいのある人だけじゃなくて、けがや病気の予防をしたい人や、スポーツのパフォーマンスを上げたい健康な人も含まれるよ。だからPTは病院だけじゃなく、介護や福祉施設、保健所、行政機関、さらにプロのスポーツチームやフィットネスクラブでも活躍してるんだ🌟
理学療法士と作業療法士の違い
リハビリ系の資格には、理学療法士と並んで「作業療法士(OT:Occupational Therapist)」もあるよ。
PTは体に障がいを持つ人がメインの対象だけど、OTは精神障がいのある人までサポートできるのが大きな違い。
PTは「座る・立つ・歩く」みたいな基本的な動作を中心にリハビリするのに対して、OTは「着替える・体を洗う・字を書く」みたいに日常生活に直結する応用動作をサポートするのが特徴なんだ💡
ただ、PTとOTの仕事がきっちり分かれてるわけじゃなくて、PTが生活動作を教えることもあるし、OTと一緒にリハビリを進めることもあるんだよ😉
理学療法士(PT)になるには?
まずは国家資格がマスト!
理学療法士として働くには「理学療法士免許」が必要だよ。
国家試験に合格して、免許を申請・交付されてはじめてPTデビューできるの🌸
受験資格をゲットするには、大学・短大・専門学校などの養成校で決められた課程を修了しなきゃいけないよ。
👉 他のルートもある!
- 視覚障害者を対象とした特別支援学校を修了して受験資格を得る方法もある
- 海外の養成校を卒業したり、海外でPTにあたる資格を持っている人も、厚生労働大臣の認定があればOK
- 作業療法士免許を持っている人は、養成校で2年以上学べば受験可能
国家試験の流れ
理学療法士の国家試験は 毎年2月に1回実施!
- 12月中旬~1月上旬:願書提出
- 2月中旬:試験本番
- 3月下旬:合格発表
試験の内容
試験はマークシート形式で 全200問。
- 一般問題(160問/各1点)
出題:解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハ医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法 - 実地問題(40問/各3点)
出題:運動学、臨床心理学、リハ医学、臨床医学大要、理学療法
合格ラインはほぼ一定で、
- 総得点:164~168点前後
- 実地問題:40~43点前後
参考:厚生労働省|第60回理学療法士国家試験及び第60回作業療法士国家試験の合格発表について
合格率の推移
理学療法士国家試験の合格率は過去5年、おおむね80%台で安定してるよ💡
直近の 第60回(2025年2月実施) の結果はこんな感じ👇
区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
全体 | 12,691人 | 11,373人 | 89.6% |
新卒 | 11,583人 | 11,027人 | 95.2% |
既卒 | 1,108人 | 346人 | 31.2% |
新卒と既卒でめっちゃ差があるのがポイントだね⚡
※最新情報は厚生労働省の公式サイトをチェックすると安心だよ!
参考:厚生労働省|資格・試験情報
理学療法士(PT)のやりがい
体験談① 患者さんの「ありがとう」が一番のやりがい
「脳梗塞で寝たきりになっていた患者さんが、リハビリを続けて少しずつ歩けるようになったんです。最後に“ありがとう”って言ってもらえた瞬間、涙が出そうになりました。大変なことも多いけど、この仕事を選んでよかったって思います。」
体験談② チームで動くからこその達成感
「医師、看護師、OTやSTと一緒にプランを考えて、患者さんが退院して自宅に戻れたときはめちゃくちゃ達成感があります。自分ひとりじゃできないけど、チームで支えてる実感が大きいですね。」
体験談③ 体力はいるけど、その分やりがいも大きい!
「PTは患者さんの体を支えることも多いし、結構体力勝負。最初は筋肉痛にもなりました(笑)。でも自分の“力”が人の役に立ってるって感じられるのは最高です!」
体験談④ スポーツ分野での活躍も
「私はスポーツ選手をサポートしています。ケガの予防やパフォーマンスアップのためにトレーニングを組むのは、臨床とはまた違った面白さがあります!」
💡 まとめると…
理学療法士の声から見えてくるのは、
- 患者さんが回復していく姿を間近で見られる喜び
- チーム医療の一員としてのやりがい
- 体力的な大変さはあるけど、それを超える達成感
- 医療以外にもスポーツや福祉など幅広い活躍の場
ってとこだね🌈✨
理学療法士(PT)の仕事内容
理学療法士(PT)の仕事はめっちゃ幅広いんだよ!ざっくり分けるとこんな感じ👇
検査・測定&評価
リハビリを始める前に、まず患者さんの状態をチェック!
- 基礎疾患や生活状況などの基本情報
- 身長・体重・手足の長さ
- 血圧や心電図、筋電図
- 筋力・持久力・柔軟性・バランス感覚など運動機能
- 神経のはたらき
このデータをもとにリハビリプランを立てて、医師や他の専門職と相談して治療方針を決めるよ。プログラムに沿ってリハビリを進めながら、定期的に見直しもしていくんだ✨
運動療法
体を動かして機能アップを目指すリハビリ!
- 関節可動域運動
- 筋力アップ運動
- 筋持久力運動
- バランス運動や協調性の運動
- 全身のスタミナをつける運動
さらに「座る・立つ・歩く」「食べる」「着替える」みたいな日常生活の動作(ADL)の練習もここに含まれるよ。
物理療法
体に“物理的なエネルギー”を使って回復をサポートする方法!
- 温熱療法(体をあっためる)
- 寒冷療法(冷やす)
- 電気療法(超音波や電気刺激)
- 水治療法(水の浮力や流れを使う)
目的は、痛みを減らす・血の巡りをよくする・筋肉の働きを改善すること!
補装具の適合判定
杖・車椅子・義肢や装具が必要な患者さんに、合ったものを選んで使い方を教えるよ。採寸や製作は義肢装具士の仕事だけど、PTも連携してサポートするんだ。
家屋調査・環境調整
退院してからの生活が安心&安全になるように、自宅をチェック!
- 手すりの設置
- 段差の解消
- 介護用ベッドの導入
こんなアドバイスをして、暮らしやすい環境に整えるよ。
チーム連携&家族への指導
リハビリはPTだけじゃできないから、医師・看護師・OT・ST・ソーシャルワーカー・ケアマネなど多職種と協力して進めるのが基本!
さらに患者さんの家族にも正しい介助方法を教えて、介護する人がケガしないようにサポートするんだよ。
記録作成
リハビリの内容・時間・評価などを記録。これが診療報酬や介護報酬の請求につながるからめっちゃ大事!
健康教育・予防活動
病気やケガの後だけじゃなく、予防のためにもPTは活躍!
- 生活習慣病の予防のための運動指導
- 高齢者の介護予防
- フレイル*予防
*フレイル=加齢で心身が弱くなって、病気や介護が必要になりやすい状態のこと。
👉 まとめると、PTの仕事は「治す」だけじゃなく「予防」や「生活を支える」までめっちゃ広い!だから病院だけじゃなく地域やスポーツ分野でも活躍できるんだよ🌟
理学療法士(PT)の就職先
理学療法士(PT)の約8割は病院や診療所などの 医療機関 に勤務してるよ🏥。次に多いのは 介護・福祉施設✨ でも、それだけじゃなくて教育や行政、スポーツの現場など、活躍できる分野はめちゃ広いんだ!
参考:公益社団法人日本理学療法士協会|統計情報
医療分野
- 一般病院、総合病院、診療所がメイン
- 他にも大学病院、小児病院、療養型病院などで活躍
- 急性期病院では「早期治療&退院」を目指すリハビリが多め(関わる期間は短め)
- 回復期・慢性期病院では「長期的にサポート」がメイン(日常生活動作や家屋調整まで)
- 最近は 訪問リハビリ に対応する病院や診療所も増えてるよ!
👉 求人例:病院/診療所/訪問リハビリ
福祉分野
- 介護老人保健施設(老健)で、在宅復帰を目指すリハビリ
- デイサービスやデイケアで、通いながらリハビリ
- 訪問看護ステーションで、自宅に行ってリハビリを提供するPTも増加中
- 障がい児・障がい者施設では「機能回復」より「新しい機能を獲得」するリハビリが中心
👉 求人例:老健/訪問看護ステーション/デイサービス・デイケア/介護・福祉事業所
教育・研究分野
- 大学・短大・専門学校で学生を指導
- 大学院や研究機関で専門性を深める
- 臨床の経験をベースに、研究成果を学会や研究会で発表することも
行政分野
- 保健所や保健センターで健康教育や啓発活動
- 乳幼児健診での発達チェックや相談
- 生活習慣病予防の運動指導など幅広く対応
スポーツ・健康産業分野
- プロチームやフィットネスクラブ、地域スポーツクラブでスポーツトレーナーとして活動
- ケガの予防、機能改善、パフォーマンスアップのトレーニングも担当
- 整骨院や整体院で働くPTもいるけど、ここでは医師の指示がないから「理学療法」としてじゃなく整体の範囲で施術するよ
👉 まとめると、PTは「医療・介護」だけじゃなく、スポーツや教育・行政でも活躍できる“マルチな仕事”なんだよ🌈
理学療法士(PT)の働き方
理学療法士の仕事着
PTの仕事着は基本的に職場指定。リハビリはしゃがんだり立ったり色んな動作をするから、とにかく 動きやすさ重視!
- ケーシー
白衣の一種で半袖&立て襟シルエット。医療機関勤務のPTに多いスタイル。 - スクラブ
最近人気急上昇!ゆったりしてて動きやすいし、カラバリ豊富で洗いやすいのがポイント。病院だけじゃなく福祉施設でも採用されてるよ✨ - スニーカー
リハ中はつま先立ちや屈む動作も多いから、足元は基本スニーカー!安全&動きやすさはマストだよ👌
理学療法士の仕事道具
リハビリのサポートには、色んな道具を使うんだよ。
患者さんの状態チェック用
- 血圧計:血圧を測る
- 聴診器:心臓や肺の音を聞く
- パルスオキシメーター:血液中の酸素量を調べる
👉 診療中や、体調が急変した時に必須!
検査・リハビリ用
- 打腱器:反射をチェックして麻痺の有無を確認
- ゴニオメーター(角度計):関節の角度を測定
- メジャー:足の長さや太さを測る
- ストップウォッチ:動作の時間を計測
- ペインスケール:患者さんの「痛みの度合い」を数値化
理学療法士の一日
勤務先によって違うけど、例として「病院の急性期病棟」のPTの1日スケジュールはこんな感じ👇
- 出勤&申し送りチェック
- 午前のリハ(病棟ラウンド → 検査やリハ)
- お昼休憩 🍙
- 午後のリハ(評価・トレーニング・記録作成)
- カンファレンス(他職種との情報共有)
- 退勤
急性期は「早期治療&退院」が目的だから、短期間で集中したリハを行うのが特徴!
理学療法士の休日
- 病院や入所施設:シフト制が基本。
週休2日/4週8休制/変形労働時間制などバリエあり。 - 診療所やデイサービス系:日曜+平日1日が固定休になることが多い。
勤務時間は日勤がほとんどだけど、急患を受け入れてる病院だと早番・遅番・夜勤・宿直があるケースも⚡
👉 まとめると、PTは「動きやすい服&靴」で、色んな医療グッズを駆使しながら、チームでリハを回してるって感じ!勤務スタイルは職場によってけっこう変わるから、自分に合った働き方を選べるのも魅力だよ🌈✨
理学療法士(PT)の給料
👉 集計は「基本の時給・月給・年収」がベース!残業代や手当は含まれてないから、実際はもっともらえる可能性もあるよ🙆♀️
パート・アルバイト(時給)
- 下限平均:1,579円
- 上限平均:1,859円
- 総平均:1,688円
正職員(月給)
- 下限平均:25万9,577円
- 上限平均:33万7,679円
- 総平均:29万851円
正職員(年収目安)
※「月給 × 14ヶ月(ボーナス2ヶ月分込み)」で計算!
- 下限平均:363万4,078円
- 上限平均:472万7,506円
- 総平均:407万1,914円
✨まとめると…
PTのお給料は 月給29万円前後/年収約400万円前後 が全国の平均相場!
パートやアルバイトだと時給1,600円前後が目安って感じだね😉
理学療法士(PT)の将来性
日本はなんと、人口10万人あたりのPT人数が世界3位(約80人)ってくらい多い国!
協会の登録者数も2010年の約6.5万人から、2021年には約13万人に倍増⚡
このまま増え続けたら「供給オーバーじゃない?」って心配の声も出てるよ。
参考:リガクラボ(日本理学療法士協会)|数字で見る理学療法士〜統計データで国内・海外の状況を知ろう
でも一方で、日本は超高齢化社会まっしぐら。
2042年が高齢化のピークになるって言われてるし、医療費を抑えるためにも「健康寿命を延ばす」「介護予防を進める」ことが超重要になってくるんだよね。
👉 だからこそ、PTの役割はこれからもめちゃくちゃ大きい!
- 医療機関だけじゃなく
- 福祉施設
- 訪問リハビリ
- スポーツ分野
…と活躍のフィールドはどんどん広がってるよ🌈✨
さらにキャリアアップしたい人には、専門理学療法士や認定理学療法士っていう上位資格を目指す道もアリ!
💡 まとめると:
理学療法士は「数は増えてるけど需要もちゃんとある」って感じ。
そして何よりの魅力は、患者さんがリハビリで少しずつ元気になっていく姿を間近で見れること。
その瞬間に「PTやっててよかった~!」ってなる人、多いんだって🥹✨
理学療法士の仕事に魅力を感じるなら、未来に向けて挑戦してみるのもアリよりのアリだよ✌
理学療法士(PT)に関するよくある質問
Q1. 理学療法士と作業療法士の違いは?
👉 PT(理学療法士)は「座る・立つ・歩く」みたいな基本動作の回復をサポート。
OT(作業療法士)は「着替え・食事・字を書く」みたいな応用動作をサポートするのがメイン!ただ、現場では一緒に協力してリハビリを進めることも多いよ。
Q2. 理学療法士になるにはどうすればいい?
👉 大学・短大・専門学校などの養成校で学んで、国家試験に合格することが必須!
合格後に免許を申請して、はじめてPTとして働けるよ。
Q3. 理学療法士の給料ってどのくらい?
👉 全国平均だと、正職員の月給は約29万円、年収は約400万円前後。
パート・アルバイトだと時給1,600円前後が目安!
Q4. どんな職場で働けるの?
👉 病院・診療所が一番多いけど、介護施設、訪問リハビリ、スポーツクラブ、行政機関、学校や研究機関まで幅広くチャンスあり!
Q5. 将来性はある?
👉 人口あたりのPTは多いけど、日本は高齢化が進んでるから需要はまだまだあるよ。医療・福祉だけじゃなく、予防やスポーツ分野でも活躍の場は広がってる✨
Q6. 仕事のやりがいって?
👉 リハビリを通して患者さんが少しずつ元気になっていく姿を一番近くで見られること!「ありがとう」がダイレクトに届くお仕事だよ🥹
【まとめ】理学療法士(PT)とは?体験談や実際の声でわかりやすく解説
理学療法士(PT)は、けがや病気で体の機能が落ちちゃった人や、高齢者・障がい者を対象にリハビリを行う専門職。
医師や他のスタッフとチームを組んで、患者さんが「座る・立つ・歩く」といった基本動作を取り戻して、自立した生活を送れるようにサポートするのがお仕事だよ💪✨
- 国家試験に合格して免許を取るのが必須
- 活躍の場は病院だけじゃなく、介護施設・訪問リハ・スポーツ分野・行政まで広がってる
- 平均年収は約400万円前後、働き方によってはパートや研究・教育職もアリ
- 将来性は「供給多め?」って声もあるけど、高齢化や健康寿命アップのニーズでまだまだ需要アリよりのアリ✌
そして何よりのやりがいは、患者さんがリハビリを通じて少しずつ元気を取り戻していく姿を間近で見られること🥹✨
👉 人の役に立ちたい!リハビリに関わりたい!って思う人にとって、理学療法士はめっちゃ魅力的なお仕事だよ🌈